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スペイン・ポルトガルの旅
保健・栄養・体操と音楽のくつろぎの旅



松山祐士
放送,舞台,レコード,CM,体育関係等の作曲に従事。

本年7月,インターナショナル・ジムナスティック・ダンス・フェスティバルが
スペインで,また第12回世界体操祭(12th WORLD GYMNAESTRADA in LISBON)が,
わが国ともゆかり深いポルトガルで,開催されました。

世界体操祭は4年に一度の大会で,選ばれた各国選手団が丸一週間にわたり
演技を繰り広げる体操の祭典です。

今年前半のSARSや,イラク戦争の影響もあってか,パリ空港での爆弾騒動,
アリカンテ市でのテロ事件,更に英国航空のストライキ等,多くの障害も
ありましたが,世界各国より約25,000人が参加・出場しました。

作曲家・松山祐士氏は日本チームの楽曲提供および音楽部門監修者として
第8回デンマーク大会(1987年)以来,続けて5度目の音楽参加。

特別プログラム「日本の夕べ」では
津軽三味線デュオのあんみ通,ヴァイオリンの依田彩さんが華を添えたのみならず,
演技とシンクロナイズされた生演奏で盛り上がりを見せました。


スペイン・アリカンテにて

アリカンテはスペイン東南部にある,風光明媚な
ヨーロッパ有数の保養地です。まずこの地でインターナショナル・
ジムナスティック・ダンス・フェスティバル(7月13日〜19日)が開催されました。

世界体操祭同様、約30カ国から1万人の参加者が
演技発表する大規模な体操祭で,国際スポーツ・文化協会
(コペンハーゲン本部)の主催、参加費は無料とのこと。
ヨーロッパ各地の若者が,40度を越す地中海を望む砂浜で妙技を披露しました。

日本からは,町田市リズム運動サークルが参加して,
松山作品(ウー・ファンの古筝による「ダスカの瞳」]の抜粋,他)を演技。

ヴァレンシアの生オレンジ・ジュース,
1000人分のパエリア(出汁はエスカルゴ),美しい夕景(といっても
サマー・タイムのため夜10時頃)等々を思い出します。そして地元のワインが美味。


バルセロナのサグラダ・ファミリアに感嘆しましたが,
猛暑には閉口。その間,アリカンテでは,あのテロ騒ぎ。 


ポルトガル・リスボンにて

ポルトガルの首都・リスボンで第12回世界体操祭(ワールド・
ジムナストラーダ)。会場は、1999年に万国博覧会が開催されたパビリオンです。

ナショナル・イヴニングのスタートは、7月21日、メインの
アトランティック・ホール(通称ビッグ・エッグ)での“日本の夕べ”。
あんみ通(津軽三味線の女性デュオ)と依田彩(ポップ・ヴァイオリニスト)の
ライヴ演奏による松山氏作曲”The SEA”による華麗なフィナーレで幕を閉じました。
この模様はポルトガル国営放送で全国に放映。

最終日にはハイライト、FIGガラが開かれました。日本からは、
国士舘大学新体操部・日本体育大学体操部・町田市リズム運動サークルが
演技し大好評を博しました。こちらも全ヨーロッパにライヴ放映。

ユーラシア大陸最先端のロカ岬では,大西洋からの強風と絶景が印象的でした。 
ファドと名物の鰯料理,ワインとミネラル・ウォーター,そして世界遺産にもなって
いる各地の古城が,忘れられない郷愁を呼ぶのでした。そういえば,
山火事の白煙くすぶる山中の,バスによるスリリングなドライヴも経験しました。
・・・・・ハプニング連続の旅。

それでは楽しい旅のスナップをご紹介。


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